音ゲー

2015年6月 6日 (土)

音ゲー認識のお話 - なんで上手い人は視線が固定されるの?

 以下の動画を見て、ふと思う。
人は音ゲープレイ中何を見ているのか視線追跡デバイスで調べた

ここでは特に冒頭のBMSを基に話を進める。

視線追跡で見たら周辺視野で譜面を認識している。確かに、自分もプレイ中に1個1個ノーツは追わない。理由をいくつか提示してみる。あくまで仮説ではあるが。


1 周辺視野と中心視野では反応速度が違う(視線固定のお話)

 インターフェースデザインの心理学という書籍内では「被験者の周辺視野と中心視野に恐ろしい画像を置き、それぞれの場合で偏桃体が反応するまでの時間を測りました。その結果、中心視野で恐ろしい物体を見たときは140~190msかかったのに対し、周辺の時は80msしかかかりませんでした」と書かれている。

 ということは、人は中心視野より周辺視野を使ったほうが早く反応できるという事になる。

ノーツを中心視野で追えば当然視線が上下移動したり激しく移動しノーツを見る時間が不安定になる。しかし周辺視野を使えば反応速度も高まり、視線の固定ができノーツを均等な時間見ることができる。

じゃあ初心者も周辺視野を使えば同じように使えば対処できるのか?と言われればNOになる。

他にも理由があるはず。同書籍に「対象物の詳細な認識では主として中心視野を使うが、場面全体のあらましを掴むには周辺視野を使う」と記されている。

詳細を知るには中心視野、大体を掴むには周辺視野。どういうことなのか。


2 パターン認知による譜面の抽象化

次に周辺視野でノーツをどう認識するか仮説を立ててみる。

先に述べた周辺視野。実際の機能としては「認識は早いが大体しか把握できない」というものである。ここの大体とは、大まかな形とする。

じゃあどうして周辺視野だけでプレイヤーが譜面を把握し、的確に押せるのか。個人としては「パターン認知」が重要なのではと考える。

パターン認知とはまとまりのある形にして、認知しやすくすることを言う。

詳細の形は分からなくても、大体の形が分かればどういう物体なのか、というのが分かる。

抽象化して情報量を減らすという脳機能の一つなのかもしれない(詳しくは理解していない)。

これと条件反射による指の対応を、経験から構築し、反応できるのではないかという仮説になった。

もしこのパターン認知と指の対応が食い違って覚えることになれば、よく言われる「癖」になるのかもしれない。この癖はなかなか抜けない。パターン認知を抽象化しすぎている、もしくは違って覚えてしまったなどが考えられる。

対処法としては、「譜面をよく見てその小節の指の動きを再確認し、条件反射させるまで練習する」ということになる。癖がついた場所を一度意識下に置いて、それを間違えた無意識下のパターンに上書きするという方法である。

一度間違えると修正は大変である。これは創作物にも言えることかもしれない。デッサン狂いや色間違え等。ただ、それは注視と手を動かすことによって解消される。時間は度外視することになるが。

以上の2つの事柄から「動画投稿者のような熟練者が視線を固定して膨大なノーツを捌ける理由」と考える。


なお、これは仮説だけとし、検証結論考察は行わない。「思ったことをなんとなく書く」行為である。仮説を投げっぱなしジャーマンしているので過度な期待はしないでほしい。

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